2017年5月30日

病院でいつも最善の治療をしてもらう祖父

私の祖父は自他ともに認める健康マニアです。テレビや新聞で体に良い!と知ると何でも試したり、お医者さんの言うことは絶対に守ることがポリシーの祖父。そのおかげか88才でも元気いっぱいです。そんな祖父もさすがに老いには勝てないようで、月に3回ほど、かかりつけの病院で診察を受けています。

一度、もの凄く体調が悪くなった時があり、私が付き添って診察を受けたことがありました。すると看護師さんも病院の先生も、私の祖父を見付けるなりすっ飛んできて、他の患者さんを差し置いて診察してくれました。おかげで大事には至らず、一泊の入院で元気に帰ってきました。

あんなにも祖父に良くしてくれた病院の皆さんにお礼がしたく、後日菓子折りを持って私と母で病院にお礼に伺いました。

それにしても、何故うちの祖父だけまるでVIP待遇のように気にかけてくれたのだろう、と不思議に思っていました。先生にお礼を伝えて少しお話をした際、その謎が解けました。

私の祖父は先生の言ったことは絶対に守るし、看護師さんにアドバイスされたことも必ず実行する、いわゆる真面目な患者さんで、純粋にお医者さんと看護師さんを信じて尊敬しているのです。やはりそんな真面目な患者さんには、対応する側も真面目でいたいと思えるのでしょうか。「おじいさんに何かあれば自分の責任ですから」、と話す先生は何だか誇らしげでした。

お医者さんも看護師さんも、人を健康にするお仕事ですから、一生懸命元気で長生きしようと頑張る患者さんは応援したくなるものなのかもしれませんね。どんなに歳を重ねようとも、人を尊敬できる謙虚な祖父、今日も元気に畑仕事をしています。採れた野菜はお世話になっている皆さんに配るのだそうです。

PR|40代からでは遅い乳癌検診