妻が最初に告知を受けたときは、子どもがまだ2歳のときでした。仕事と子育て、妻の看病とかなり生活が慌ただしくなりました。
精神力が強い妻ですが、術後しばらくしてから一人で泣いているところを見てしまいました。妻のメンタルを保つことにも苦労しました。
また退院後も検査が非常に多く、原因がはっきり分からない場合は保険適用外の治療もあり、金銭面も辛かったです。
子どもに関しては仕事中は親族に見てもらいました。病気については、治すというよりは付き合っていくという感覚で前向きに捉えるようにしました。家族で過ごす時間を意図的に増やしました。
金銭面は自分が仕事を頑張ることはもちろんですが、プライドを捨てて頼める人には工面を依頼しました。病気に対する患者の精神状態が病状に大きな影響を与えることを妻を通して学びました。家族が明るく接することで、私たちは楽しく日々を過ごしています。
妻は2度のがん宣告を受けましたが、今も元気に過ごしています。ありきたりの言葉になりますが、前向きに諦めないことです。周囲の方が明るく支えてあげてください。
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