大阪市でAGAの治療中、母の太ももに変なあざのようなものが出来、指摘しても「気にしない」のひと言で…しばらく時間が経ってしまいました。でも数年経ち、そのあざのようなものが大きくなったような気がして。ネットを駆使して検索してみたところ、皮膚がんっぽいなと感じて。すすめる、ではなく、絶対に病院へ行くように言い切りました。
病院に行くことを嫌がっていた母でしたが、私の熱意に負けて受診。するとやっぱり皮膚がんでした。がん、という言葉を怖いと思っていた私たち家族は、目の前が真っ暗になるのを感じました。皮膚がん自体はそんなに重いことはない、という事実は知っていたのですが、数年放置してしまっていたので、転移していたら…と怖くなってしまったのです。
入院して手術、本人は、「食事の支度をしなくて済むからラクでいいわ」なんて言っていましたが、きっと不安もあったと思います。がんの部分を切って縫い縮める手術、問題なく終わりましたが、今でも太ももには大きな傷が残っています。寒い冬には少しシクシクいたむ時もあるようです。
心配していた転移もなく、今はピンピンしていますが。おかしい、と感じたらすぐに受診すべきだと思いました。大きな傷になってしまったのも、数年放置したせいだと思います。本人も周りも、もっとしっかりと考えるべきだったなと後悔しています。おかしい、と思ったらすぐ受診を。女性にとってもがんは、身近な病気なんだ、ということを思い知らされました。