2017年11月16日

病気になって変わった性格

病気になって、心にどんな変化が生じたか。私の場合は肝臓がんの放射線治療をして以降、何事にも期待しなくなりました。そしてその分感情の起伏が少なくなりました。期待しなくなったのは、幼少期から身体が弱く、今までずっと腹痛や嘔吐などの症状が続いているため、人生の中で健康だった時期を知らないからです。治ることはないと思っているので、治ると期待するだけ自分を傷つけることになるのです。
期待しないというのはいわば自己防衛。期待外れに終わることが人よりどうしても多い分、それをしないようなるべく心を動かさないようになりました。自分で敏感にコントロールしすぎている節があります。だから人との会話でも形では笑いますが、心から笑っていることは少ないように感じます。コミュニケーションの一環として義務で笑っているような感じです。周りにはばれていないのでそれなりに仲良くやっていますが、仲良くなりすぎると外出ができない私に遊びの誘いが来るので一定の線を引いてしまいます。